斎藤茂吉は短歌に親しむ以前の幼少期から書に親しみ、歌人となってからは自身の短歌を中心に多くの書の作品を生み出しました。また、茂吉と交流した文人たちの書も合わせて展示し、斎藤茂吉の接した書の世界とその原点を紹介いたします。また、本展チラシの持参、もしくは本展ウェブバナーの画像をご提示の小中高生の入館料が無料となります。
「斎藤茂吉の書~その原点をさぐる~」 主な展示資料
■斎藤茂吉の書
陸奥をふたわけざまに聳えたまふ蔵王の山の雲の中に立つ(全紙)
紅蕈の雨にぬれゆくあはれさを人に知らえず見つつ来にけり(半切)
松かぜのおと聞くときはいにしへの聖のごとくわれは寂しむ(短冊)
山のべににほひし葛の房花は藤なみよつもあはれなりけり(色紙)
みちのくの蔵王山なみにゐる雲のひねもす動き春たつらしも(色紙)
最上川逆白波のたつまでにふぶくゆふべとなりにけるかも (色紙)
写生道(全紙)/山大古(半切)/「齋藤茂吉全集」題字下書き(半切)
正岡子規三十三回忌歌会歌稿二首(半切)
■斎藤茂吉の書簡
門間春雄様御母堂宛書簡 大正5年7月31日
■斎藤茂吉の書籍
歌集『あらたま』
『斎藤茂吉全集』
■斎藤茂吉の旧蔵品・その他
梧竹臨写帖/書道道具(硯、筆、矢立等)/印章
中林梧竹 片仮字帖(片仮名字帖)
佐原㝫応 履歴書写
■文人の書
森 鷗外 七面鳥酒也。朝露飯也。酒以酔人。固可。飯以飽人。亦無不可。况香積之飯。非常所有乎。
幸田露伴 春の鳥阿けぼの楠をはなれけり
中林梧竹 大聖文殊菩薩
佐原㝫応 いろは
※パネル含め60点を展示。
※実際の展示では、表記および展示物を変更する場合があります。
