記念館の概要

斎藤茂吉記念館について

斎藤茂吉の生地山形県上山市金瓶の南の丘に、1968年(昭和43年)9月開館いたしました。

東に蔵王連峰を仰ぎ、四季折々の景色と凛とした静寂に包まれる「みゆき公園」。かつて明治天皇も東北巡幸の際に休憩されたこの地は、1945年(昭和20年)に金瓶に疎開していた茂吉もよく足をはこび、しずかな時を過ごしました。

「斎藤茂吉記念館」はこの風光明媚な景色の中に、東京国立近代美術館をはじめ、数多くの美術館や劇場・記念館を手がけた建築家 谷口吉郎(たにぐちよしろう)氏によって建築されました。後に、氏の子息である谷口吉生(たにぐちよしお)氏の設計により、1989年(平成1年)大規模な増築・改修がなされました。

そして、2018年4月、館内展示を大幅に更新し、リニューアルオープンいたしました。近代短歌史上に重要な位置を占める歌人で、精神科医の斎藤茂吉が残した業績や生活を伝える資料を収蔵・展示しております。

記念館の沿革
エントランス

斎藤茂吉記念館 建築関連データ

敷地面積(みゆき公園を含む) 18,611m2
建築面積 1,411m2
延床面積 1,394m2
展示部門(常設展示映像展示室守谷夫妻記念室晩年の居室 366m2